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古代の遺物「巨像」に乗る
『巨像』という名前の創造物には古代の高度な科学技術が使われている。
しかし、その起源を確かめることはできない。
『巨像』たちとの精神リンクを構築することが得意な特別な種族『空の末裔』
彼らは天空ノ谷と呼ばれる地で平和に暮らしていた。
しかし、平和は長続きしなかった。
物語が始まる17年前、この大陸に住む全生物にとって共通の敵『暗鬼』が侵入してきたのだ。
天空ノ谷は瞬く間に灰燼に帰した。
しかし、空の末裔は滅んだわけではなかった。
それどころか、特別な姿となって物語の表舞台に登場したのだ。

暗鬼の侵入から偶然にも生き延びたあなたは、
あの出来事から17年経ったある日、
最後の巨像と共にアストラに再び足を踏み入れた。
暗鬼によって引き起こされた混乱はまだ収束しておらず、
大陸にいる他の種族がいまだ頑強に抵抗している。
あなたがすべきことは、自分の特別な地位と才能を活かし、
他の種族を率いて暗鬼を撃退するとともに文明の地を取り戻すことに他ならない。
協力が始まった。
あなたは彼らの目となり、彼らはあなたの剣となる。
手を携え、危機に瀕した世界を救おう…
空の末裔滅亡の真相…諸悪の根源…
復讐の道の果てに待ち受けているものとは何か
これらの答えは冒険の中で明らかになるだろう。
歴史のページよりも古く、永遠の白夜に閉ざされていた秘密が再び蘇る日も来るかもしれない。
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啓光連邦
「カナン」と呼ばれる巨大なシェルターを中核とし、
周囲にある小型居住ポイントと共に形成されている軍事集団。
暗鬼の侵入を食い止める前線基地であるがために、
大々的に軍事の優先制度や更なる科学研究への投資、全市民の教育、公務員体制の確立を推進している。
現在、啓光連邦は内部の派閥整合と高効率かつ清廉な組織の形成に注力しており、
啓光連邦が強大になるにつれ、白夜城との距離が開いている… -
白夜城
空に浮かぶ「浮空島」に築かれた都市。強力な結界を誇り、
光霊の文明の中心、世界一安全な拠点と名高い。
厳格に定められた身分制度を持ち、
執政官、大貴族から成る元老院、司祭達の神殿という3つの勢力が三権分立制を確立している。
白夜城こそがアストラにある全文明の守護者だと自負し、外界に対して強権を発揮していたが、
啓光連邦の台頭により白夜城の上層部に緊張感が高まり始めている。 -
影ノ街
影ノ街は「浮空島」の下に位置する地上の街の集合体。
白夜城へとつながる街であり、アストラにおける交通の要所でもある。
当初は白夜城の貧民街だったが、その後徐々に商業貿易の中心へと変貌を遂げた。
また初期の頃は白夜城の護衛官が直接管理をしていたが、
人口の増加に伴い各種勢力が乱立し、事実上自治領となった。
現在は、影ノ街を拠点とする商会といくつかの闇ギルドが統治している。 -
R・W
様々な旅人、冒険家、賞金稼ぎ達から成る流浪の組織であり、秩序も飾り気もない放浪部族連合。
メンバーは侠客気質に富んだ者が多く、義理や人情を基準に誰もが納得する首領を選出している。
トカゲの巨像を移動基地とし、壊れた車両を自ら改造・接合したマシンを駆ってR・W砂漠の周囲を走り回り、
自由で何にも束縛されないその日暮らしの日々を送っている。 -
北境
辺境の地である北部の雪山にある、かつての光霊族の始まりの地。
雪の山脈に残った光霊は今日まで繁栄を続け、自らを北境の民と称している。
この地は常冬であり、極寒のうえに人口も極めて少ない。
北境の光霊は強大な戦闘力を持つが、アストラの政務に関わることはほとんどない。
彼らは慎ましい暮らしを送り、重要事項は女王が全て決定している。 -
真理結社
悠久の歴史を持つ秘密結社。
特定の拠点や支配地をもたずグレーゾーンで暗躍しており、
アストラの各地に潜伏する狂信的なメンバーが結社の理念を布教している。
真理結社は白夜城教会が対外的に公開している歴史や宗教理念はすべて偽りであると考えており、
隠された真実を解き明かすことに注力しているらしい。

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